四国、高知県足摺岬
四万十川(2日目)

山口県光市


 夜中に雨が降ったらしい。早朝、一人で町を歩いてみた。民宿の前でお遍路さんが10名くらいお礼のお経?をあげていた。民宿の主人は、道中気をつけてなどと見送りの挨拶をしていた。お互い感謝しながらの別れである。主人にとっては、これが365日。これが生活というものかもしれない。

 離婚寸前の夫婦でも88箇所を一緒に歩けばやり直そうという事になるらしい。
また、どうしようもない深い悩みを抱えた人は、四国へ逃げるという。
空海上人が800年ころ頃修行に歩いた
そうだが、空海もそうだったかもしれない。
(おそらく空海の悩みは、どうしたら人々を救えるか、空海も共に苦しんだに違いない。
以後1200年もの長い間絶えることなく人々は、空海のあとをついて歩いている。・・・。

 その余禄として、四国の存在感を不動のものにした。もし、空海がいなかったら四国の経済は、観光は、きっと大きく立ち遅れていたに違いない。

自分も歩いてみたい気もするが杖が10cm以上も磨り減ることに耐えられる体力と 黙々と歩く精神力があるのか不安だ、自信がない。それだけ、恵まれているという事かも知れない。
みさきホテルの方に見送られてまた足摺スカイラインを戻る。 雨は、降っていない。昨日にもましての深い霧、前の車のテールランプを頼りに山を上って下りる。
霧は、はれた。再び国道321号周辺人口も少なく、美しい景色、起伏とカーブ、高速ツーリング。

 
約1時間で高知県中村市、四万十川の河口付近に着く。相変わらす曇天だが四万十川は、穏やかだった。
少し休憩をしてまた、出発だ、
4年前のツーリングは、金毘羅さん、石鎚山と四万十川だったので,結構覚えている。四万十川沿い 、国道441号線を走る。

美しい四万十川を横目に高速コーナリングを楽しむ。先ほど追い抜いた、材木を満載したトラックが後ろに見えたので、バイクへ飛び乗ってまた高速で走る。

沈下橋は、各地にある。洪水の時、水にもぐる沈下橋は、予算不足で思いついたのかも知れない。アイデアとしては、良いが、狭く、手摺りもなく危険だ。といっても周辺人口は、少なく、たまに、車や人が往来している程度。おばあさんの歩速に合わせてトラックが後をゆっくりついていく、づーと見ていたがおばあさんは、最後まで道を譲ることはなかった。これがここのルールか。
四国の道は、近年大変良くなった。といっても全てがそういうわけではない。ここ441号線もそうだが国道なのに道幅2mといったところも沢山ある。 地図を見て、近いと思って選ぶと、道は、狭い、くねくね道で対向車が見えないなど大変なことになる時がある、そういう時は、前の車を盾にして走る。

中村市から約100km周辺人口が少ないので対向車は非常に少ない。絶好のバイクロード
だ。
愛媛、高知県境に西土佐村からハンドルを左にきって
国道381号線を走り宇和島市を目指す。 四万十川とお別れだ。
途中、宇和島の手前18km。松野町道の駅虹の森公園まつのへよった、4年前も雨だった、休憩していると、ザーと雨が降りだした。

バイクが3台濡れ鼠で入ってきた。

ここは、地場野菜と土産物、ミニ水族館などがある、いつも駐車場は、いっぱい。夏休みで子供が多い。 しばらくすると雨はやんだ。

和島市へ入ると、急に都会的雰囲気になった。大通りは、あるし、車もおおい。

JR宇和島駅は、大変きれいな大きな駅舎、伊予線の始点?、終点?ここから南は、鉄道がない。厳しい地形と需要がないという事か。

宇和島城、この写真を持っている人は、少ないと思う。
なぜなら、城山は、見えるのだが入り口がわからない。看板が
「宇和島城公園
とある 、変だなと思ったが上ってみた。やっとの事できつい階段を上ると、たったこれだけ、周囲は、くさぼうぼう。
一気に疲れた。
伊達の殿様の庭園
天赦園  藤棚
存在感のある立派な和霊神社
宇和島の闘牛のチラシが土佐清水市の方まで貼ってあった。

若いお母さんが、小さい女の子にお礼の仕方や、明日の祭りの神輿を教えていた、こうして伝わっていくのだろう。
ここで、私のバイク(山口ナンバー)を見て言語障害のある、おじいさんが話かけてきた。学校は、下関というまでは分かって、嬉しそうだったが次の話が理解できない、おじいさんは、とても残念そうだった。

残念ながら、ここから写真がない。

印象に残ったのは、愛媛県の途中のドライブイン(うどん屋さん)で、ご飯も食べたい、うどん も食べたいを満たすため??定食980円を注文した。うどん、炊き込みご飯、てんぷら、煮物、焼肉、 サラダ、スイカ・・・。味付けが大変良い。お腹もいっぱいになった。
中学生くらいの男の子が、食事途中のお冷を追加に来た。ここの息子。健康そうで良い顔をしている。後を継ぐのか尋ねた。別のところで同じように店をしたいとのこと。おじさんもレストランをしていたが、「ここの味は、大変良い、値段も安い、お父さんに宜しく。」と伝えた。

今回の旅、食べ物が安く(物価が安いのか?)どこも大変美味しかった。
松山港へ着くとフェリー待ちの車がいっぱいだ。予約の無い車は、次の便となる。
バイクは、予約不要すぐ乗れる。隅の方でロープに括られる。
夏休みで子供達がマイクロバスからどーっと降りてきたので船内は、満席となった。
周南市(旧徳山市)から室戸岬をツーリングしての帰りという一人旅の女性ライダーにあった。一人ツーリングでも寂しくないそうだ。

柳井港へ着くとライダーが数人待っていた。お互い会釈をした。夕方6時、無事自宅へ着く。
もう、歳か!、次の日もやや疲れが残った。

 

費用:フェリー行き周防大島伊保田港から松山港4,700円。帰り松山港から柳井港6350円。ガソリン代2,730円。間食代1,450円。ホテル代23,820円。昼食3,472円。有料道路520円。諸入場料600円。お土産3,150円。合計46,802円。全て2人分。 全走行距離約700km。
     

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