島根県大根島、松江城、出雲大社の後編

山口県光市

 
 朝5時ごろ気持ちよく目覚めた。予報どおり晴れ。ホテルの前の大通りは松江駅前だが車は、まだ少ない。6時出発。まず大根島へ。
 自力では立てないほどの荷を背負って植木を売りに来たおばさん、あれから25年、今もお元気だろうか。今の時代、到底まねができる人はいない。大根島は、細い道で陸続きになっていた。TVで見たので知ってはいた。
水面より1.5mくらいの道を通る。しばしば、海と勘違いしてこれでは満潮で沈むと思ってしまう。
(瀬戸内は、干満の差が激しい。)

水面から出る岩が黒く火山でできたことを証明している。周囲は、まだ荒地が多く開拓?の余地がある。

島中、縦横に舗装道路がありなだらかで日当たりはよい。
 私の記憶と違うのだがイツからボタンの島になったのだろう。薬用ニンジンの方が有名と思っていた。丁寧に栽培されている。
午前7時、誰もいない。島の中央に小高い丘の上に公園とグリーンステラ(温室栽培など)がある。
 そこで朝食のためのご飯を炊く。
寒く、風が強い。トイレの前のベンチは、カイズカの影で風もなく温かでご飯がおいしい。
写真の、イワタニ超小型ガスコンロ、強風にもめげずシューと音を立てながら強力な火力でライダーにお勧め、ご飯もすぐ炊ける。底もススが付かないのでよい。
島を一回りして
今度は、265年前の武家屋敷。写真右下が武家屋敷(母屋70坪)全体敷地は300坪くらいあり別の建物の長屋門には中間(ちゅうげん)部屋などもありよく整備されている。

面白いのは、遠く離れた山口県の旧家とほぼ式台、雪隠(せっちん)など家の間取りが似ていると思う。建物の造りは、身分によって門、式台、瓦の使用など厳しく制限されていたと聞い ている。

武家屋敷の少ない什器、備品をみて、これで暮らせるなら、もしかした ら今の方が不便なのかも知れない。今のようにあれもいるこれもいるというのも不便な話だ。一体いつの時代が人としての暮らしが最適なのだろう。便利を追い求めてきたが すでに行き過ぎているのではないか、そんな感じを受けた。
石油がないので、現代ごみはない。燃やすか、埋めれば自然に帰るごみだけ(ごみではないかも知れない。)

古泉八雲記念館は同じ通りで向かって左を見るとすぐ近くにある。
昔、国語の教科書に出てきた。

八雲は、日本女性を礼の延長にあると絶賛していた。

彼の文章は、少しの余裕と少しの距離を保ち頭の良さを感じさせる。
  読んで楽しい。

ここの休憩所で土産とお茶を買った。今から宍道湖の北島根半島を西へ出雲へ向かう。

途中テーマパークのような美術館「ルイス・C・ティファニー美術館」の駐車場は、いっぱいだったが時間がないので通り過ぎた。 妻が後ろから「また来ようね。」と叫んだ。宍道湖を左に見ながら渋滞もなく出雲に着いた。

出雲大社の大鳥居。バイクは、駐禁がないのでここへとめた。
 ライダーが結構多い。車だとこの鳥居をくぐる人はまれ。
森をぬけると神殿が見えてくる。写真には、あまり人が写っていないが人は多いがちょうど良い感じ。

 
神楽やお払いの太鼓や鐘の音が響き、普通の日の静けさとまた違った感じを受ける。
有名な観光地があれば観光収入で周辺の人は子々孫々潤う、出雲大社は、まさに神様。
上の中央の神々しい写真が神殿(祭神は大国主大神)の表となるらしい。実は、いつものことだが、知らない 人のツーアーについて回ることにしている。するとガイドさんの説明を聞くことができる。
島根ワイナリー。ここもにぎわっていた。バーベキューレストランもありワインの製造過程を見たり試飲したり買い物もできる。中は、テーマパークのようだ。出雲大社の近くで立地としては最高の場所だ。
 

夜から雨の予報で気が落ち着かないのでワインを2本買って帰ることにした。9号線をとろとろ帰るより来た道をぶっ飛ばす方が信号もなく早いのではないかと判断した。

立久恵峡(たちくえきょう)出雲市から10Km山手にある。面白いのは、対面交通でなく、上下?交通で道が異なる。川に沿ってとりわけきれいな景色や大岩がそびえる。ユースホステル(中国語:青年招待所)もあるしオートキャンプもできる。
 ここで昼食、手持ちのご飯にレトルトカレーを温めで食べる。少し横になるが寒い。
 礼儀正しいバイクの若者2人と出会いしばらくバイク談義。2人とも結婚している、私達の旅行をしきりにうらやましがる。
夕方から雨というのでできるだけ山口に近いとこまで走りたい計算では、午後8時頃に帰宅できる予定。出発2時半。
今にも降りそうな雨雲をにらみながら。軽快にはしる。途中パラッと来たが、そのまま走る。松江で買ったジャンパーを下に着ているのに寒い。また小雨が降りだしたので、途中の小店でパンと暖かい缶コーヒーを買い 、雨カッパを着る。寒い時は、食べてカッパを着るのが一番。晴天でもカッパは、必需品だ。

 雨の降り始めは、路面が滑るので速度を落とす必要がある。だんだん暗くなり雨もひどくなった。戸河内で道を間違えて三段峡の方へ走ってしまう。
広島と山口の県境の冠高原は、高度778m雨と霧で路面が見えない。超低速。民家もなく、とにかくこのまま安全に帰るしか選択肢はない。

 錦川沿いを錦帯橋近くまで下る(嫌になるくらい長く感じる)とあまりのストレスで強烈に胃が痛くなった。玖珂町のコンビにで熱いお茶とパンを買った。まだ胃痛は止まらない。 それを大和町で激しいストレスで吐いてしまった。バイクに乗るのが嫌になるのではと心配した。
やっとの事で午後10時無事自宅へ着いた。何度も自宅の母に電話を入れていたのだが、大変心配したそうだ。風呂に入り熱燗を飲もうとするが、 疲れすぎて さすがにあまりおいしくない。 次の日まで疲れが残り、ひどい目にあった。              でもまた行く。
     
ビジネスホテル山本8,400円 ガソリン28.8L、(走行距離804.6Km)3,073円  夕食3,100円 間食1,178円 
諸入場券1,840円  お土産 5,505円。 合計23,096円    持参食料費約1,000円 (全て2人分)
                                     最後までご覧頂きありがとうございます。

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